一度入力すれば全ツールで共通利用し、結果と一緒に印刷されます。お使いの端末にのみ保存。
工場の屋外消火用水量の計算
耐火等級、火災危険区分、建屋寸法を入力します。建物容積を計算し、火災 1 件あたりの屋外消火用水量、3 時間分の貯水量、主給水管の口径を表から求めます。
要点
II 級・C 区分の工場、60 × 30 × 9.0 m(容積 16,200 m³):屋外消火用水量 15 L/s、3 時間分の貯水 162 m³。
概算結果
面積1,800m²
容積16,200m³
流量15L/s
3 時間の水量162m³
| 計算手順 | 結果 | 根拠 |
|---|---|---|
| 建物面積S = 60 × 30 | 1,800 m² | — |
| 建物容積V = S × 9.0 | 16,200 m³ | QCVN 06:2022/BXD |
| 表の容積区分16.2 千 m³ | 5–20 千 m³ | TCVN 2622:1995 ⚠ |
| 屋外消火用水量(火災 1 件)II 級 · C ⚠ | 15 L/s | QCVN 06:2022 · TCVN 2622 ⚠ |
| 貯水量W = 3,6·Q·3 | 162 m³ | QCVN 06:2022/BXD ⚠ |
| 主管の概略口径v ≤ 2,5 m/s ⚠ | DN100 | BS 1387 |
根拠と前提。 生産建物の屋外消火用水量(耐火等級・危険区分・容積別):QCVN 06:2022/BXD、TCVN 2622:1995 を継承(⚠ 原文で値を確認)。消火時間 3 時間:W = 3.6·Q·3。高層ラック倉庫、幅 60 m 超の軽量屋根、同時多発火災を想定する工業団地は対象外。 ⚠ = 規格表の値は原文で要確認. 概算結果は資材選定と予算用であり、承認用の消防設計図書に代わるものではありません。
推奨資材
屋外消火栓 D100(D65 吐出口 2 口)構内道路沿いに配置、間隔は QCVN 06 による ⚠図面による
消火水槽 ≥ 162 m³共用する場合はスプリンクラー・屋内消火栓の水量を加算1 セット
亜鉛めっき鋼管 DN100(屋外ループ管)v ≤ 2.5 m/s、900 L/min で概略選定 ⚠図面による
屋外消火ポンプユニット 54 m³/h主ポンプ・予備ポンプ。揚程は配管網による1 セット
用語の説明
耐火等級とは?
耐火等級は建物全体の火災に耐える性能の評価で、I〜V の 5 段階です。I 級が最も高く、V 級が最も低い等級です。
柱・梁・耐力壁・床・屋根など主要部材の耐火時間(分)で決まり、R(荷重支持)、E(遮炎性)、I(遮熱性)で表します(例:R 120、REI 60)。
最も弱い部材が建物全体の等級を決めます。QCVN 06:2022/BXD の表 4 を参照してください。
- I〜II 級
- 鉄筋コンクリート造・れんが壁、または適合する耐火塗装・被覆を施した鉄骨造
- III 級
- 不燃の構造部材だが耐火時間が短く、床・屋根に防護がある建物
- IV〜V 級
- 耐火被覆のない鉄骨造工場・金属屋根、木造建物
参考例です ⚠。正式な等級は承認済みの消防設計図書に記載されます。
火災・爆発危険区分とは?
危険区分は建物(室)内の物質と製造工程で分類し、A(最も危険)〜E(最も低い)です。区分が高いほど、消火用水、離隔距離、避難経路の要求が厳しくなります。
| 区分 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| A | 可燃性ガス、爆発性混合物をつくる引火点 28 °C 以下の液体 | 軽質油倉庫、溶剤塗装工場、ガス設備 |
| B | 可燃性粉じん・繊維、爆発性混合物をつくる引火点 28 °C 超の液体 | 製粉、綿紡績、軽油倉庫 |
| C | 可燃性固体、難燃性液体 | 木工、紙、縫製、樹脂加工、梱包品の倉庫 |
| D | 高温・溶融状態で火花や炎を伴う不燃物 | 鍛造、鋳造、熱間圧延、溶接、ボイラー |
| E | 常温の不燃物 | 冷間加工、鋼材倉庫、不燃材料倉庫 |
正式な区分は QCVN 06:2022/BXD と設計図書による ⚠。区分の異なる室がある場合、最も危険な室が十分に大きければその区分を建物に適用します。
よくある質問
II 級・C 区分、容積 16,000 m³ の工場の屋外消火用水は?
16,200 m³ は 5〜20 千 m³ の区分で、I〜II 級・C 区分は火災 1 件あたり 15 L/s。3 時間分:3.6 × 15 × 3 = 162 m³。
工場の耐火等級はどこで確認できますか?
承認済みの消防設計図書に記載されています。主要構造部・壁・床・屋根の耐火時間で決まります(QCVN 06:2022/BXD)。
危険区分 A・B・C・D・E の違いは?
A・B:爆発性ガス・蒸気・粉じん・引火性液体。C:木材・紙・布・樹脂などの可燃物。D:熱間加工する不燃物。E:冷間状態の不燃物。
